【ご報告】成育ロビー『写真展』~ご覧いただいた方からの意見・感想~

2017年8月より現在に至るまで(途中休止期間あり)、国立成育医療研究センター1階ロビーにおいて写真展を行っています。写真は当財団が行っている“ファミリーフォトプロジェクト”で撮影したもので、ご家族よりいただいたコメントとともに、ご家族の許可をいただいて展示しています。

開始当初よりアンケート用紙を置き、ご覧いただいた方の意見や感想をいただいていますが、2020年3月末現在のアンケート数は500枚です。その中から、いくつかをご紹介いたします。

どんな状態であっても“いのち”として平等であり、尊いものである。このような“いのち”を支える人々であってほしい。“いのち”を大事に支援してくれる社会であってほしい。それはあなた自身のことであるから。(60歳代、男性)

今朝、ダウン症の娘にいらついて、ひどいことをしてしまいました。写真を見て、反省‥です。また自分にカツ!!を入れる為に、そしてやさしさを充電するために伺います!(50歳代、女性)

医療的ケアを要する患児とその家族の表情がとても豊かに撮れている写真を観させて頂くことができて幸甚でした。(50歳代、男性)

言葉にするのはむずかしいですが、とても温かく、強い愛のようなものを感じました。とても胸が熱くなりました。そして力を頂きました。1人1人が尊い存在なのだということが、とても伝わってくる写真です。(40歳代、女性)

どの写真の笑顔も、とてもステキです。見ていて涙が出ました。写真だけでジーンと感じるのは久しぶりです。多くの苦難を乗り越えた先にある姿だなと感じました。私は九州から約12年、通っていますが、子どもの手術は何度あっても不安になります。その時に疲れたな‥、と感じてしまうこともあります。ふらふら歩いている時に展示を見て、また元気もらいました。(40歳代、女性)

こどもなりに写真をみて思うことがあるようでなかなか立ち去ってくれず、アンケートを記入しました。(40歳代、女性)

生きていることのすばらしさ、忘れていたあたり前のことを思い出させてくれました。涙がこぼれました。(40歳代、男性)

あきらめていた家族写真を‥、というコメントに同意見、そして気がねなく笑顔が出せる撮影だったのだなと、こちらまで嬉しくなりました。(30歳代、女性)

気付いたら、こちらに立ち止まり40分が経過いたしました。どの写真も愛に満ち溢れていて、涙が止まりません。成育で出産し毎年検査で来院していますが、こうした活動を通じて、あらゆる人が愛と喜びを感じながら生きているのだということを伝えていってほしいと願います。来年もまた見たいです。(30歳代、女性)

家族の笑顔と愛情をすごく感じました。こちらが元気になります! 病気になることが不幸なのではなく、病気に負けることが不幸なのだと再確認させて頂きました。(30歳代、男性)

すごく幸せなあたたかい気持ちになれるので、来る度に写真を見ています。また、たくさんの写真を見たいです。(20歳代、女性)

娘が入院中ですが、写真をみて、皆が1人じゃないよと言っているような感じがしました。(20歳代、女性)

わたしもいろんな病気をもっているけれど、こんな子がいるなんてしりませんでした。わたしもがんばってせいちょうします。(6~12歳、女性)

しょうがい者をさべつするのはよくないと思いました。兄弟や家族の協力は元気になるために必要であると思いました。(6~12歳、男性)

びょうきをかかえながらがんばっているなぁとおもいました。みんなのためにいのります。かぞくっていいなとおもいました。(5歳、女性)


当財団の活動は、皆様からのご寄付(年会費)で賄われています。皆様のご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。