【ご報告】スペシャルキッズサポーターの集いin大阪2019

2019年2月17日(日)宝塚大学大阪梅田キャンパスで開催された『スペシャルキッズサポーターの集いin大阪2019』に参加いたしました。スペシャルキッズとは、重い病気や障がいなど広い意味で課題を抱える子どもを意味する言葉として使われています。この「集い」はスペシャルキッズをサポートしている人々や団体が集い、ともに学び、連携していくことを目的としています。
 
本年のテーマは“ともに漕ぎ出そう、スペシャルキッズが輝く未来に向けて”、プログラムの表紙を飾ったのは、凛とした女性が大海原に小舟で漕ぎ出し、望遠鏡で遥か彼方を見つめている絵です。そこに主催者の熱い想いと明日に向けた大きな期待を感じました。

基調講演「ことばの力」、特別講演「病気や障害を抱えた子どもたちときょうだいのためのアートセラピー」では絵本やアートが子どもたちに大きな力となることを教えていただきました。
 
ワークショップでは、子どもやご家族を支援するために必要な知識や技術を学ぶ10のセッションが準備され、各自、希望する2セッションに参加することができました。「子どもを支える、親も支える -“支える”って、なんだろう-」のワークショップでは、4~5名のグループを作り、自らの体験から“支える”とは何かを考えました。“支える”の主体は〈YOU〉、間違えて〈I〉になると“おせっかい”、私たちは財団名の通り、重い病気の子どもと家族を支えているだろうか、今回の学びを今後の活動に活かしていきたいと思います。
 
ポスターセッションでは31の団体が活動を紹介していました。子どもたちへ遊びやおもちゃを提供する活動、ご家族が楽しい時間を過ごせるようなサービスを提供する活動、お母様へ癒しや食事を提供する活動などです。当財団も活動を紹介させていただきました。全国でたくさんの人々、団体がそれぞれの目的を持ち、スキルや資源を活かして活動していることがわかりました。またお互いに名刺交換、情報交換するよい機会となりました。

この集いを企画、運営された一般財団法人スペシャルキッズサポート振興協会の皆様に感謝申し上げます。またボランティアでお世話をしてくださった宝塚大学学生の皆様、ありがとうございました。