6月13日14時から15時、もみじの家2階で“第31回キッズファムライブinもみじの家”を開催しました。
会場準備中、もみじの家のボランティアさんが「今日、ライブがあると聞いたので・・」と、音符の付いたかわいいバルーンを届けてくださいました。バルーンと一緒にやさしい気持ちも届き、ステージを明るくしてくれました。
参加者はもみじの家利用中の11名のお子さんとご家族、来場してくださった2組のご家族、もみじの家のスタッフです。
司会を高校1年生のSさんが務めてくれました。ちょっと照れながらも上手に進行、家で練習してきてくれたそうです。
開催に際し、当財団理事、余谷暢之より来場者および演奏者の皆様へのお礼の言葉があり、いよいよライブが始まりました。認定NPO法人朴の会音楽とどけ隊の皆様による美しい演奏と歌です。
音楽とどけ隊の皆様は病院や施設を訪問し、病気と闘っている子どもたちや患者さん、ご家族、医療関係者に音楽を届ける活動をされています。
テーマソング「歌はともだち」から始まり、季節の歌、歌劇の一曲、手遊び歌など、8曲を演奏してくださいました。美しい演奏にうっとりしたり、歌に合わせて体を動かしたり、心地よい、楽しいひとときでした。
最後に、ライブ当日が誕生日のJ君のために“ハッピーバースデー”を演奏してくださいました。
プログラムにはないサプライズ、自然に会場全体の合唱となり、みんなで誕生日をお祝いするひとときになりました。
ライブ終了後、演奏者控室に「ありがとう」と書いたメッセージを届けてくれたお子さんがいました。ご家族からは「すばらしいライブ、楽しかった。」「快い、いい時間だった。」「生の演奏は日々の色々な事をふきとばして、親子共々、心がすこやかになりました。」等の感想をいただきました。
後日、あるお母さまから「うちの子にとって初めての生ライブ、このような機会を作っていただき、とてもうれしい。」という声が届きました。
スタッフからは「非常に緊張の強いお子さんがライブ中は緊張なく過ごすことが出来た。」「感動して涙が出そうだった。」「みんなとても心地よさそうに聴いていた。」「子どもたちが楽しそうに、それぞれの方法でリズムをとっていた。」等の言葉がありました。
“音楽の力”を実感するライブでした。今後もよい音楽を“生”で届ける活動を続けていきたいと思います。音楽とどけ隊の皆様、ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
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